外装箱には菊水酒造が所蔵する古地図をデザイン

酒造大手の菊水酒造(新潟県新発田市)は16日、新発田市が舞台となった映画「十一人の賊軍」(11月1日公開予定)とコラボした日本酒を数量限定で発売した。この映画は明治維新の戊辰戦争での新発田藩の史実から着想を得た作品となっている。日本酒は新潟県産米を100%使用し、映画の世界観をイメージしたラベルや外装箱に仕上げた。

720ミリリットル入りのコラボ日本酒「十一人の賊軍 純米大吟醸」は1000本限定で、同社のオンラインショップや本社に併設する直売所で販売する。県内のスーパーなど小売店でも販売を予定している。価格はオープンだが、オンラインショップでは1本5500円で販売する。

外装箱のデザインには同社が所蔵する越後地域の古地図から、現在の新発田市付近を中心に採用した。同社によると、古地図は慶応3〜4年(1867〜68年)ごろに描かれたと推測され、戊辰戦争の時期と重なるという。担当者は「外装箱を通じて映画に思いをはせながら地酒を楽しんでもらいたい」と話している。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。