中国レノボグループと富士通が出資する富士通クライアントコンピューティングは15日、従来機種より8%軽いノートパソコンの新機種を発売すると発表した。重さは634グラムと14型ディスプレーとしては世界最軽量だとしている。出社とリモートワークを組み合わせて働くビジネスパーソンらの需要を見込む。
新製品の品名は「WU5/J3」。軽量化のために液晶パネルやバッテリーなど部品ごとに素材や形状を見直した。価格は19万7900円から。自社の電子商取引(EC)サイトを通じて15日に受注を始めた。11月中旬に出荷を始める。
富士通クライアントは同日、年末商戦に投入する合計17機種のパソコンを発表した。うち7機種については同社のパソコンとして初めて人工知能(AI)を端末上で素早く動かす「エッジAI」に対応させた。
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