システム開発のエコモットが15日発表した2024年8月期の連結決算は、最終損益が6900万円の赤字(前の期は1億7400万円の赤字)だった。従来予想は4600万円の黒字だった。土地や株式の評価損で特別損失を7400万円計上したことが響いた。

営業損益は700万円の黒字(同9300万円の赤字)。太陽光発電設備関連の子会社で、見積もっていた利益率を確保できない工事の案件が多く、従来予想(6900万円の黒字)を下回った。売上高は前の期比1%減の26億円。電気自動車(EV)向け充電スタンドの販売が想定より伸びなかった。

25年8月期通期の連結決算は、売上高が前期比11%増の29億円、最終損益は2100万円の黒字を見込む。

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