中国スマートフォン大手の小米(シャオミ)の日本法人は10日、暗い場所での撮影に強い新型スマホを11月下旬に発売すると発表した。ドイツの高級カメラメーカー、ライカ製のレンズを3つ搭載し、スマホでのカメラ撮影を楽しみたい消費者を取り込む。
製品名は「Xiaomi(シャオミ) 14T Pro」。本体価格は10万9800円からで、通信キャリアや自社の電子商取引(EC)サイトを通じて販売する。カラーはチタンブラック、チタングレー、チタンブルーの3色をそろえた。
画素数はメインと望遠のレンズが5000万画素、超広角レンズが1200万画素で高画質な写真が撮影できる。光学処理の手ぶれ補正機能も搭載した。
韓国サムスン電子や米アップルが力を入れる人工知能(AI)機能も備えた。独自開発したAIを搭載し、20カ国語以上の通訳機能や、通信環境無しで使える撮影後の写真加工機能が使える。
米グーグルの生成AI「Gemini」に対応し、画像を指でなぞると自動で検索できる「かこって検索」機能も搭載した。たとえば、気になる服や靴をなぞれば、メーカーや値段などを調べられる。
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