日本経済新聞社が主催し、生成AI(人工知能)を活用したビジネス変革やルールづくりを話し合う「生成AIサミット」が3日間の日程を終え、9日閉幕した。この日はスタートアップ企業8社が事業を競うピッチコンテストを開催した。最優秀賞にあたる「日経賞」にはAIの品質をチェックするサービスを手掛けるCitadel AI(シタデルAI、東京・渋谷)が選ばれた。
同社は2020年に設立され、AIの誤りを検知するシステム「シタデル・レンズ」などを企業向けに提供している。サントリーホールディングスと資本業務提携しており、同社全体のAIツール導入にあたって品質管理を支援している。
シタデルAIの松葉威人最高執行責任者(COO)は受賞後に「日本でAIが安全かつ安心に普及するために、他のプレーヤーとも連携しながらサービスの質の向上を図っていきたい」と語った。
【関連記事】
- ・生成AIサミット開幕、平デジタル相「可能性を最大化」
- ・東大・松尾豊教授、生成AI「挽回は容易」 本社サミットで
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。