日銀は7日公表した10月の地域経済報告(さくらリポート)で、全国9地域のうち北陸と東海の景気判断を7月の前回報告から引き上げた。北陸は能登半島地震からの復興が進み、東海は自動車大手の生産が認証不正問題の影響が和らいだことで回復した。残りの7地域は据え置いた。

 各地の景気判断は、この日の日銀支店長会議で報告された。各地の判断は、一部に弱めの動きもみられるが「緩やかに回復」または「緩やかに持ち直している」などとした。

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