松江市は4日、公共交通への自動運転バスの導入やドローンによる物流の推進に向け、ソフトバンクと事業連携協定を結んだ。バスやトラックの運転手不足が深刻化するなか、デジタル技術で持続可能なまちづくりを目指す。
具体的な取り組みは今後詰める。自動運転バスは市街地での実用化を視野に、特定条件下で完全自動運転する「レベル4」を目指す。ドローンはまず山間部などで導入し、物資輸送などでの活用を探るとみられる。
松江市の上定昭仁市長は「行政だけでは解決できない課題に一緒に取り組み、全国で活用できる松江モデルを作りたい」とあいさつした。ソフトバンクの桜井勇人専務執行役員は「導入には課題も多いが、全力で支えていく」と述べた。
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