5月にオンラインストアへの不正アクセスがあった(写真は都内の店舗)

タリーズコーヒージャパン(東京・新宿)は3日、5月に発覚した同社直営のオンラインストアで発生した不正アクセスによるシステム障害で、9万2685人の顧客の個人情報が漏洩した可能性があると発表した。このうち5万2958人はクレジットカード情報が漏れた恐れがある。カード会社と連携し、既に不正利用の防止対策をしたとしている。

漏洩した可能性がある顧客に対しては、メールや郵送で個別に連絡した。身に覚えのないカード請求があった場合、カード会社に連絡するよう呼びかけている。直営の電子商取引(EC)サイト「タリーズオンラインストア」は現在閉鎖しており、再開は未定という。

同社は「事態を厳粛に受け止め、再発防止のための対策を講じる。お客様や関係者には重ねておわびを申し上げる」コメントした。

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