キヤノンは3日、米国でキヤノン製のトナーカートリッジの模倣品を販売したとされる18の業者に対し、商標権侵害訴訟を米アマゾン・ドット・コムなどと共同で提起したと発表した。電子商取引(EC)市場の拡大に伴い、模倣品被害が広がっていることに対応する。
ワシントン州西部地区連邦地方裁判所に提起した。キヤノンは2023年にもアマゾンと共同で、キヤノン製のカメラ用バッテリーと充電器の模倣品を販売したとされる販売業者に対して訴訟を起こしている。
キヤノンは「危険を伴う可能性のある模倣品の被害から顧客を守れるよう、模倣品販売者に厳正に対処する」としている。
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