「ファミリーカップ」で知られるジャムやクリームを製造するソントン食品工業(東京・江東)は2日、茨城県笠間市の工業団地内に新工場の用地を取得したと発表した。敷地面積は10万平方メートルで、土地取得額は15億4千万円。菓子パンなどに使う業務用カスタードクリームの増産体制を整える。2026年4月ごろに着工し、28年4月の稼働を目指す。
家庭用や業務用のジャム、クリーム製造を手掛ける同社の石岡工場(茨城県石岡市)から車で約30分に位置する茨城中央工業団地(同県笠間市)内に、需要の増加が見込まれる業務用に特化した新工場を建設する。
笠間の新工場は距離が近い石岡工場と一体的に運営し、東日本における生産・供給拠点としての役割を担う。同社によると新工場は28年の稼働時点で、100人規模の雇用を予定している。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。