英国のデザイナーであるクレア・ワイト・ケラー氏が手掛けた「UNIQLO:C」

ファーストリテイリングが2日発表したカジュアル衣料品店「ユニクロ」の9月の国内既存店売上高(電子商取引含む)は、前年同月比22.1%増だった。前年同月を上回るのは6カ月連続で、増加率は2カ月連続で2割を超えた。話題性のある新商品が好調だったことに加え、気温が高く推移したため夏物衣料の販売も伸びた。

9月の客数は18.1%増と6カ月連続で増えた。著名なデザイナーとコラボレーションした「UNIQLO:C」や「Uniqlo U」などの新商品が人気で客数増に寄与した。

客単価は3.4%増と9カ月連続でプラスとなった。「エアリズムコットンクルーネックT」の長袖など、夏物衣料の素材を使った商品が継続して売れた。羽織物など季節の変わり目に着られる商品の販売も好調だった。「夏物と秋物衣料を組み合わせた着方などを提案したことも奏功した」(同社)という。

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