西日本鉄道は1日、不動産運用子会社「西鉄アセットマネジメント」(福岡市)を同日付で設立したと発表した。西鉄グループ内で不動産ファンドの組成や運用を主に担う。開発したマンションなどの不動産を売却して流動化で得た資金を新たな開発に充てる「回転型ビジネス」の拡大を目指す。

子会社社長には西鉄の不動産事業に長らく携わってきた瓜生城太郎氏が就いた。資本金は1億円。

西鉄は3月に同社初の不動産私募ファンドを組成し、アセットマネジメント事業に参入した。2025年度までの中期経営計画で「成長事業の拡充と新たな稼ぐ力の創出」を掲げており、不動産回転型ビジネスをその柱の一つに位置づけている。

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