9月30日の東京株式市場は、自民党の石破総裁の経済政策に対する警戒感などから全面安の展開となり、日経平均株価は一時、2000円以上、急落して終値でも過去5番目の下げ幅となりました。
一転して、10月1日の東京株式市場は、大きく値下がりした銘柄を買い戻す動きに加えて、外国為替市場で円安が進んだことを受け、輸出や半導体関連など多くの銘柄に買い注文が入り、日経平均株価は一時、700円以上値上がりしました。
▽日経平均株価、午前の終値は9月30日の終値より556円78銭高い、3万8476円33銭。
▽東証株価指数=トピックスは32.46上がって、2678.40。
▽午前の出来高は9億8453万株でした。
市場関係者は、「午前中、日経平均株価が大きく値上がりする場面があったものの、その後は利益を確定しようと株を売る動きも出て値上がり幅は縮小している。市場ではきょう発足する新政権の経済対策についても注目が集まっている」と話しています。
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