オムロンは30日、自治体など向けに介護に関わるスタッフの業務支援システム「ハレクルWith」の提供を始めたと発表した。介護の相談窓口となる自治体の地域包括支援センターの職員やケアマネジャーが高齢者の健康状態などを聞き取る際の作業を効率化し、経験が浅いスタッフでも短時間で介護の必要性を判断できる。
たとえば入浴や買い物で困難と感じる場面をタブレット端末に入力すると、次に何を質問すべきかが自動で表示される。結果を踏まえたケアプランの作成も支援する。オムロンは2020年から大分や大阪の地域包括支援センターと、ICT(情報通信技術)を活用した介護予防の実証事業を進めてきた。
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