キュウリは猛暑の影響で収穫が減った

農林水産省が27日発表した10月の野菜卸値見通しによると、キュウリは月を通して平年(過去5年平均)と比べて10%超高くなる。猛暑による生育不良が多くの野菜で生じており、トマトやナス、ホウレンソウなどは月の前半にかけて高く推移しそうだ。

キュウリは主産地の群馬県や埼玉県で、7〜9月の猛暑で実が変形するなど生育不良が生じ、出荷が減った。トマトは7月以降の高温で花が落ちるなどの影響があり、収穫量が減った。レタス、ピーマンも10月前半は高くなる。

ハクサイとブロッコリーも猛暑による生育不良や出荷の前倒しで流通量が少なくなり、10月後半に高くなる。

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