27日の東京外国為替市場で円相場が一時、1ドル=146円台に下落した。日銀の利上げに批判的な高市早苗経済安全保障担当相が自民党総裁選で決選投票に進むことが決まる前後に円の下げ幅が広がり、市場では「高市氏の当選が意識された」(外為仲介業者)との声が聞かれた。午後2時20分現在は146円34~36銭と、前日比1円32銭の大幅な円安・ドル高。
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