阪急電鉄は10月から、ソフトバンク系のオープンストリート(OS、東京・港)と提携してシェアサイクル事業に乗り出す。自転車のレンタルや返却ができるOSのシェアサイクルステーションを6駅に設置し、利用者はスマートフォンのアプリで会員登録すればどのステーションからでも貸し借りができる。駅近辺の利便性と回遊性の向上を目指し、今後はほかの駅でもステーション設置を検討する。
まず兵庫県内で神戸線の春日野道駅や王子公園駅など5駅、京都府内では嵐山線の嵐山駅に設置する。ステーションの運営は、兵庫県内の5駅をグループ会社の阪神ステーションネット(大阪市)が、嵐山駅は自転車販売大手のあさひが担う。料金は最初の30分が130円、そのあとは15分ごとに100円ずつ課金する。レンタルは12時間が上限で、料金は最大で1800円になる。
阪急電鉄は1999年度から、駅でのレンタルサイクル事業を手がけてきた。
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