ANAホールディングスが26日に発表した、ことし3月までの1年間の決算では、
▽売り上げが2兆559億円と、前の年よりも20%、
▽最終的な利益が1570億円と、前の年よりも75%
増加しました。

これは、インバウンド需要の回復を背景に、国際線の旅客収入が大きく伸びたことなどが主な要因です。

一方、来年3月までの1年間の業績予想は、
▽国際線で、各社との競争が激化することに加え
▽旅客機の整備費用が増えることなどから
最終的な利益は30%減って、1100億円になると見込んでいます。

好調な国際線に比べて、国内線ではコロナ禍からの回復が遅れていることについて、芝田浩二社長は「レジャー層に訴えかける運賃の設定や、プロモーション施策などを打ち出し需要を取り込んでいきたい」などと話しています。

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