アキレスの「オールデイウォーク317」

 地震などの災害時に足元を守る商品は、いざという時に頼りになる。長い距離を快適に歩けるパンプスや、突起物を踏み抜かずに足を守るインソール(中敷き)、室内履きスリッパを紹介する。(共同通信=川村剛史記者)

 アキレスの「オールデイウォーク317」は、20キロの距離を快適に歩くことができるパンプスを目指して開発した。中敷きは解剖学の知見に基づいて設計した独自の形状で、足裏に密着して長時間歩いても快適さを保つ。外回りが多い職種のほか、交通まひで徒歩での帰宅を強いられる時の役に立つ。黒と茶の2色で、冠婚葬祭などの場でも違和感なく使える。希望小売価格は8690円。

 ワークマンの「踏抜防止インソール」は、くぎなどを踏み抜く恐れがある工事現場を想定して開発した、ステンレス製板入りの中敷きだ。ガラス片などの突起物を踏んでも貫かず、足の裏を傷つけない。机の中など身近な場所に保管し、いざという時に靴の中に入れると、避難する時の足を守る。サイズは22.5センチから28センチまであり、価格は795円。

 コジット(大阪市)の「足まもりっぱ」は、スリッパとして家の中で普段使いできる。くぎも通さない硬さの特殊シートを底に内蔵。地震で屋内に食器などの破片が散乱しても、安全に歩ける。後ろに引っ張り出すと靴のようにかかとを包む布地があり、破片に直接触れるリスクを避ける。大きさはMとLの2種類で、希望小売価格は2178円。(いずれも価格は変動する場合があります)

ワークマンの「踏抜防止インソール」
コジットの「足まもりっぱ」
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