【ワシントン共同】米議会下院は25日、12月20日までの政府歳出を手当てするつなぎ予算案を賛成多数で可決した。上院の可決とバイデン大統領による署名を経て成立する。予算切れによる政府機関の一部閉鎖回避へ前進した。

 賛成341、反対82の超党派による可決となった。上院も可決する見通し。年度末の今月30日までにつなぎ予算が成立しなければ、政府機関の閉鎖に追い込まれる可能性があった。

 12月下旬以降の2025会計年度予算の成立は、11月の大統領選後に持ち越すとみられる。今回のつなぎ予算が成立しても、12月の期限までに新たな予算を確保できなければ、政府閉鎖の懸念が再燃することになる。

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