24年3月期の業績予想を上方修正するのは2回目

西松建設は26日、2024年3月期の連結純利益が前の期比27%増の123億円になったと発表した。前期の業績予想を上方修正するのは2回目で、従来予想から9億円引き上げた。国内の土木工事と不動産事業で利益が膨らんだ。

売上高は前の期比18%増の4016億円、営業利益は49%増の188億円だった。従来予想よりそれぞれ141億円、23億円上方修正した。年間の配当金は220円とし、従来予想から47円上積みした。

同日、1380万株の自己株式を7月1日に消却すると発表した。消却前の発行済み株式数の25%弱に相当する。

26日午後に業績予想の上方修正を発表した同社の株価は一時、前日比8%高の4720円まで上昇した。終値は4543円だった。

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