JR九州は20日、スマートフォンでQRコードを表示して改札機などにかざす電子チケットを26日から導入すると発表した。ネット予約限定の切符が対象。利用可能エリアは西九州新幹線と博多駅を発着する特急列車の運行区間で、約200駅で乗降車できる。
読み取り端末を後付けした改札機にQRコードをかざすと開扉して通過できる。一部、改札機と別に読み取り端末を用意している場合もある。改札機がない駅ではQRコードを表示したポスターを掲示しており、スマホのカメラで読み込むと乗降車した扱いになる。
対象は「JR九州インターネット列車予約サービス」で販売している商品のうち、「九州ネットきっぷ」や「かもめネットきっぷ」など。QRコードはJR九州のスマホアプリなどから表示できる。
これまではネット予約した場合でも、駅の窓口や券売機で切符を発券しなければならなかった。利便性向上や混雑緩和への効果を見込んでいる。
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