日野自動車は13日、中国で手がけているトラックや建機向けのエンジンの製造・販売事業から撤退すると発表しました。

9月末で、生産を終える見通しで中国の上海にある合弁会社は解散するということです。

中国では、トラックでもEVシフトが急速に進んでいて、こうした状況を背景にエンジンを製造する合弁会社の売り上げも急速に減少し、去年1年間の決算では12億円余りの最終赤字となっていました。

会社は撤退の理由について、エンジン事業で持続的な発展が見込めないと判断したとしています。

一方で、日野自動車が出資するトラックメーカーは現地での生産を続け、EVトラックなどへのシフトを進めるとしています。

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