明治ホールディングス傘下のMeiji Seika ファルマは変異型対応のコロナワクチンの承認を得た

明治ホールディングス傘下のMeiji Seika ファルマは13日、変異型に対応した新型コロナウイルスワクチン「コスタイベ筋注用」について厚生労働省から承認を取得したと発表した。オミクロン型の派生型「JN.1」系統に対応する。近日中に出荷する。

コスタイベは「レプリコンワクチン」と呼ばれるタイプで、mRNA(メッセンジャーRNA)が自己増幅する特徴がある。臨床試験(治験)結果では、他社のmRNAワクチンに対して抗体価などで優位性が確認されている。

9月までに国内で、米モデルナのワクチン「スパイクバックス筋注」や、米ファイザーと独ビオンテックの「コミナティ筋注」、武田薬品工業の「ヌバキソビッド筋注」、第一三共「ダイチロナ筋注」がJN.1対応で承認を得た。10月に開始する2024年度の定期接種に向けて供給される。

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