巴工業が12日発表した2023年11月〜24年7月期の連結決算は、純利益が前年同期比41%増の28億円だった。機械製造部門で利益率の高い部品販売や修理サービスが、海外を中心に好調だった。

売上高は398億円と11%増えた。遠心分離機などの機械販売が、国内向けに伸びた。半導体製造の前工程に使う材料やコンクリート混和材などの需要も底堅く、営業利益は34%増の38億円だった。

24年10月期通期の業績予想は据え置いた。売上高は前期比6%増の527億円、純利益は15%増の31億円を見込む。

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