電響社は加湿器の新製品を10月に発売する(12日、東京都千代田区)

デンキョーグループホールディングス傘下の電響社(大阪市)は12日、消臭効果や花粉の飛散を抑えることができる加湿器を10月10日から発売すると発表した。電響社が開発した「OXY MIST(オキシミスト)技術」を搭載し、加湿器を使うことが少ない夏季での使用も想定する。

製品名は「MXAZ-H2000」で、市場想定価格は4万4800円。2025年3月までに1万台の販売を見込む。電響社がライセンス提供を受けるマクセルのブランドとして、マクセル公式サイトで販売する。

マクセルは23年4月から電響社に消費者向け製品の営業・商品企画の機能を移管している。振るわなかった消費者向け事業を電響社に委ねるのが最適と判断したという。

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