ニューヨーク証券取引所

 【ニューヨーク共同】11日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反発し、前日比124・75ドル高の4万0861・71ドルで取引を終えた。朝方発表された米物価指標を受け、米連邦準備制度理事会(FRB)による大幅利下げ観測が後退。740ドル超値を下げる場面もあったが、その後はハイテク株を中心に買い戻しの動きが優勢となった。  米労働省が朝方発表した8月の消費者物価指数(CPI)は、おおむね市場予想通りだった。インフレは鈍化しているもののペースは緩やかで、FRBが17日から開く連邦公開市場委員会(FOMC)で決める利下げ幅が通常の0・25%となるとの観測が強まった。


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