日本旅館協会北海道支部連合会(札幌市)がまとめた8月の宿泊実績によると、北海道114施設の延べ宿泊者数は前年同月比3%増の約52万人だった。国内客は2%増と7カ月ぶりに前年水準を上回り、インバウンド(訪日外国人)も11%増えた。
国内客は42万人強だった。道内小中学校の夏休みが延びたことなどが影響した。一方で台風によるキャンセルもみられた。
インバウンドは9万9000人強だった。同連合会は「円高に振れてはいるものの、依然として日本に来るお得感があったのだろう」と分析する。
14の地域別では「登別温泉・カルルス温泉」が約7万7000人で最多だったが、6%減だった。「函館・湯の川・松前・江差・八雲」(15%増)や「利尻・稚内」(12%増)など、11エリアで前年同月を上回った。
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