フクシマガリレイは11日、業務用冷蔵庫や製氷機などを製造する岡山工場(岡山県勝央町)に倉庫を備えた新配送センターを建設すると発表した。投資額は約30億円を見込み、2025年4月の稼働を予定する。岡山工場で増産しても対応できるようにするほか、外部倉庫で保管していた製品を自社に集約して効率的に出荷できるようにする。
新たに1万7000平方メートルの土地を取得し、8月に着工した。新しい配送センターは現在の1.5倍にあたる6000台の製品を収容できるようにし、トラックへの積み込みに必要なクレーンを2基から4基に増やすことで入出庫能力を高める。
フクシマガリレイは23年度から25年度にかけて208億円の成長投資を予定している。新配送センターの建設はその一環にあたる。3月には、100億円を投資して滋賀県に小売店向けの冷凍冷蔵ショーケースを製造する工場を新設すると発表していた。
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