ビール大手4社が11日に発表した8月のビール販売数量は前年同月比8%増だった。昨年10月の酒税法改正で減税となったことに加え、全国的な猛暑が販売の追い風となった。
各社の主力ブランド別では、アサヒビールの「スーパードライ」が1%増、キリンビールの「一番搾り」が7%増、サントリーの「ザ・プレミアム・モルツ」は3%増、サッポロビールの「黒ラベル」は8%増だった。
発泡酒や第三のビールを合わせたビール類全体では7%減だった。第三のビールが32%減で全体の足を引っ張った。昨年8月は酒税法改正に伴う第三のビールの増税を前に駆け込み需要が発生し今年は反動が出た。
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