11日の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が7営業日続落した。終値は前日比539円39銭安の3万5619円77銭。世界経済の景気減速への警戒感から幅広い業種に売り注文が広がり、全面安の展開となった。東京外国為替市場で一時1ドル=140円台まで円高ドル安が進み、業績が悪化するとの懸念から自動車などの輸出関連銘柄の下落が目立った。
東証株価指数(TOPIX)は45.87ポイント安の2530.67。出来高は約19億3900万株。
午前は半導体関連株に買い注文が入り、平均株価は下げ渋る場面もあった。午後に円高が進行すると下落幅が広がり、一時900円を超える値下がりとなった。
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