美浜原発3号機は40年を超える原発として国内で初めて再稼働した(福井県美浜町)

関西電力は25日、国際原子力機関(IAEA)の専門チーム「SALTO(サルト)」による美浜原子力発電所3号機(福井県美浜町)の安全性調査で、大半の項目で「基準を満たしている」と評価されたと発表した。長期運転を想定した点検や改善工事のさらなる計画の策定を推奨するといった指摘もあったという。

関電は2021年に国内で40年を超える原発として初めて美浜3号機を再稼働した。点検の計画や組織体制、設備の経年劣化の管理状況などについて16日から調査を受けていた。SALTOの安全基準に適合していることが稼働の条件などにはならないが、関電側から調査を依頼していた。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。