電動キックボードのシェアサービス事業者などが、安全啓発活動を行う団体を新たに設立したことが10日、分かった。国の規制緩和で運転免許が不要となったことで利用が急速に広がり、信号無視などの交通違反が増えていることに対応する。
新団体は「多様なモビリティの安全性向上推進協会」。「Bird(バード)」ブランドのサービスを東京と千葉の一部地域で展開するBRJ(東京)と、あいおいニッセイ同和損害保険が2日付で設立した。他のシェアサービス事業者も順次参加する見込みだ。
具体的な活動としては、中学や高校、物流やタクシーの事業者に出張講義、自治体などが開く試乗会に参加したりして乗車ルールを周知する。
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