配管を取り換える工事が想定よりも早く進んだ

Jパワーは10日、橘湾火力発電所1号機(徳島県阿南市)の運転を11月末に再開すると発表した。同発電所はボイラーとタービンを結ぶ配管でき裂が起こり、蒸気が漏れ出したため2月から停止していた。配管を取り換える工事が想定よりも早く進み、2025年2月に運転再開としていた当初予定を前倒しする。

25年3月期の連結業績に与える影響は調査中とした。5月時点では販売電力量の減少や復旧費用で180億円の減益につながるとしていたが、影響額は縮小する見通しだ。橘湾火力は2000年に運転を開始した石炭火力で、発電能力は1号機と2号機それぞれで最大105万キロワットある。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。