シャープは容量を高めながらサイズをコンパクトにした蓄電池システムを発売する

シャープは10日、住宅向けの蓄電池システムを10月4日から発売すると発表した。従来モデルから蓄電容量を18%高めた一方、本体の体積は28%縮小した。サイズをスリム化したことで、簡易的な基礎でも設置でき、都市部の狭小地域など限られたスペースでも導入できる。

7.7キロワット時の蓄電池本体と関連機器をセットにして販売する。2台つなげて15.4キロワット時とより大容量にもできる。希望小売価格は7.7キロワット時で348万6450円で、年間9000セットの販売を目指す。

シャープは災害時の非常用電源として需要があるとみているほか、電気料金抑制目的での活用も見込んでいる。購入する際には、数十万円の補助金を受けられる。

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