地下ラウンジでは軽食や飲み物などが楽しめる(写真はイメージ)

野口観光(北海道登別市)は9日、北海道洞爺湖温泉エリアにホテル「BOUROU LAKE TOYA」を開業すると発表した。「スモールラグジュアリー」の新グレードで、12月25日に営業を始める。登別温泉、函館エリアで現在展開する「望楼(ぼうろう)」ブランドの中で最もハイクラスなホテルになる。国内外の富裕層を取り込む狙いだ。

施設は地上9階、地下2階建てで、3〜9階に20室を構える。全客室に洞爺湖を眺められる風呂を備え、60平方メートル以上の広い客室が特徴だ。地下には軽食や飲み物などを楽しめるラウンジを設ける。

2人1室で利用の場合、1泊1人あたりの宿泊料金は2食付きで7万円から。1室のみの「プレミアムスイート」は同15万円ほどを想定している。登別温泉、函館エリアにある望楼ブランドの宿泊施設の約2倍になるという。

同社はすでに洞爺湖温泉エリアで「湖畔亭」や「ごきらく亭」、「ザレイクビューTOYA乃の風リゾート」を運営している。同エリアについて野口観光の担当者は「新型コロナウイルス禍後、海外からのお客様の戻りが良い。ハイクラスホテルの需要もあるだろう」としている。

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