観光列車「いろどりSATONO」は仙台駅と山形駅を結ぶ区間で10〜11月に運行する=JR東日本提供

JR東日本東北本部は紅葉シーズンに合わせて仙台駅と山形駅を結ぶ観光列車「いろどりSATONO」を運行する。10月5日〜11月24日の期間限定で、毎週土日と祝日に1日1往復する。

車内は山形県の名産である将棋の駒や花笠で装飾する。体験型観光農園「JRフルーツパーク仙台あらはま」(仙台市)で収穫されたブドウや、宮城・山形両県の名物を使った弁当なども車内で販売する。

料金は乗車区間の運賃に加え、グリーン車が大人・子どもともに2000円、普通車指定席は大人840円、子ども420円。

JR東日本東北本部の担当者は「10〜11月は紅葉が見頃を迎える時期。東北の自然豊かな風景を車窓から楽しんでほしい」と話している。

いろどりSATONOに使用する車両は4月にデビューした。2両編成の全席指定で、リチウムイオン電池とディーゼルエンジンのハイブリッド方式となっている。

宮城、山形、福島の東北3県を中心に運行しており、4〜6月上旬は「あいづSATONO」として福島県の会津地方を走り、6月中下旬には「さくらんぼSATONO」の名称で山形県内を走った。

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