日清製粉ウェルナがベトナム市場向けに開発した3種類のパスタソース

日清製粉ウェルナは9日、ベトナムでパスタソースなど家庭用製品の市場に参入したと発表した。日本向けにパスタソースなどを生産する現地工場で培った技術をいかし、現地の消費者の好みに合った製品を開発した。料理の手間を減らせるとして、自炊をする共働き世帯の需要を取り込む。2030年までに100億円の売上高を目指す。

同社が海外で家庭用製品を販売するのはタイに次いで2カ国目となる。辛さのあるチリソースを使ったパスタソースや、豚肉やニンジンをしょうゆ味で仕立てた炊き込みご飯のもとなどを用意した。これまでベトナムではレストランなど向けの業務用製品のみを販売していた。

同社はベトナムやタイのほか米国など6カ国に生産拠点を持ち、主に日本向けの製品を生産している。

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