ビックカメラの省エネ機能付きエアコンの売り場(東京都千代田区のビックカメラ有楽町店)

家電量販大手5社の8月の売上高(全店ベース)が6日出そろい、ヤマダホールディングス(HD)など4社が増収となった。猛暑の影響でエアコンや洗濯機の販売が伸びたほか、客数が増える土日祝日が前年同月より1日多かったことが影響した。

上げ幅が最も大きかったのはエディオンで11%の増収だった。品目別ではエアコンの販売が14%増と大きく伸びたほかテレビも7%増と健闘した。「エアコンの販売は例年8月中旬までで落ち着くが、今年は下旬も継続して売れた」(同社)

洗濯機の販売も堅調に伸びた。上新電機では洗濯機の売り上げが12%伸長。担当者は「今夏はドラム式洗濯機が人気で洗濯機の単価を押し上げた」と話す。全体では2%の減収だったケーズHDでは7%伸びた。

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