harmonyが始めるSNSアプリはオンライン上で利用者のアバターに服を着せられる

アプリ開発のharmony(ハーモニー、東京・港)はデジタルファッションのSNSアプリを始める。人工知能(AI)で人の姿勢を随時検知する技術を活用する。スマートフォンのカメラで自身の姿を撮影するとオンライン上で自身のアバター(分身)に服を着せ、ほかの利用者と交流できる。

サービス名は「falh(フラー)」で9月下旬に始める。利用は無料。アバターに着せる服の一部は有料で販売し、同社は販売金額の5〜10%の手数料を得る。10代から20代の若年層を開拓する。

11月にはデジタルファッションに特化した電子商取引(EC)サイトを立ち上げる予定だ。サイト構築費用などに充てるため、このほど、ベンチャーキャピタル(VC)のインキュベイトファンドなど3社を引受先とする第三者割当増資で4500万円を調達した。

ハーモニーは現実と仮想空間を融合するクロスリアリティー(XR)関連のスタートアップで勤務経験を持つ原島篤史代表が2023年6月に設立した。

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