JR四国が3日発表した2024年4〜6月期の連結決算は、経常利益が前年同期比3.4倍の16億円だった。鉄道収入が増加し、非鉄道事業でも分譲マンションなどの販売が増えた。国の支援策である経営安定基金の運用益も寄与した。純利益は3.6倍の16億円だった。
売上高にあたる営業収益は9%増の124億円だった。全てのセグメントで増収となり、運輸部門は9%増の70億円だった。単体の鉄道運輸収入は9%増の55億円で、新型コロナウイルス禍前の19年4〜6月比で95%の水準となった。非鉄道事業では駅ビル・不動産部門の営業収益が前年同期比で40%多い13億円だった。
営業損益は4億円改善して22億円の赤字だった。
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