newmoは1960年創業の大阪のタクシー会社、未来都を買収した

ライドシェア事業を手掛けるnewmo(ニューモ、東京・港)は3日、長野県軽井沢町にタクシー子会社を設立したと発表した。2025年夏から軽井沢でタクシー事業を始めるほか、自動運転タクシーに関する技術開発の拠点としても活用するという。ニューモは大阪府で7月にライドシェア事業を始めており、軽井沢は2番目の事業拠点となる。

新会社の社名は「newmo軽井沢御代田」で、まず20台で営業を始める予定だ。避暑地として人気がある軽井沢で観光客の需要を見込む。自動運転タクシーの普及を見据えた配車アプリの開発、独自の運行管理システムなどの実証実験も検討する。将来的には軽井沢でのライドシェア事業も目指す。

ニューモは24年1月の創業だが、すでに100億円以上をベンチャーキャピタル(VC)などから調達した。7月には大阪府の中堅タクシー「未来都」を買収してタクシー事業を展開している。

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