movの調査によると長野県内で最もインバウンドに人気の観光スポットは上高地だ

インバウンド(訪日外国人)動向などを紹介するサイト「訪日ラボ」を運営するmov(東京・渋谷)は、外国人に人気がある長野県の観光地ランキングを発表した。ネットの外国語の口コミと評価を分析して独自に人気度を算出したところ、1位は山岳リゾートの上高地(長野県松本市)で、2位も上高地にある河童橋だった。

3位は松本城(松本市)、4位に軽井沢町の観光名所「白糸の滝」、5位は温泉に入る猿「スノーモンキー」で有名な地獄谷野猿公苑(山ノ内町)が入った。長野県の観光スポット約2200カ所を対象に5月20日から8月22日まで調査を実施。「Googleマップ」の約1万件の口コミを解析して人気度を算出した。

全体の口コミに占める外国語の口コミは15%だった。movの担当者は「全都道府県を発表していないが15〜20%ほどが全国的な平均」と話す。京都・大阪地域は比較的高く、5〜6割に達しているという。

使用言語別に人気観光地を比較すると、英語では2位に入る松本城が中国語(繁体字)と韓国語では5位以下になるなど言語圏による差もあった。

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