トヨタ自動車は認証不正が発覚した3車種について生産再開を延期する

トヨタ自動車は2日、認証不正が発覚した「ヤリスクロス」など3車種について、生産再開を延期すると発表した。2日夜から生産を始める計画だったが、部品の調達状況などを踏まえて先送りした。トヨタ広報は「台風10号の影響で生産が流動的になっている」と話した。現時点で再開時期は未定としている。

トヨタは6月3日、車の量産に必要な「型式指定」の申請を巡り、ヤリスクロスなど7車種で不正行為があったと公表。生産子会社のトヨタ自動車東日本が運営する宮城大衡工場(宮城県大衡村)と岩手工場(岩手県金ケ崎町)で、ヤリスクロスと「カローラフィールダー」「カローラアクシオ」の生産を停止している。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。