政府は2日、規制改革推進会議を開き、これまでに決めた改革項目の進捗を確認した。岸田政権下で進めた2021~23年度の改革項目で積み残しとなっていた約130件のうち4割以上が未完。24年6月に閣議決定した「ライドシェア」を巡る法制度の在り方についても次期政権に委ねられることとなり、規制改革の持ち越しが目立った。
出席した岸田文雄首相は「オンライン診療などの分野で数多くの成果が結実した」と強調。一方で、デジタル技術の活用を加速させる必要があるとして「人口減少が本格化する30年度までが経済構造改革のラストチャンスだ」と訴えた。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。