四国電力は2日、再生可能エネルギーが余りやすい春と秋に、昼間の電気料金の単価を夜間よりも割安にする新しい家庭向けの料金プランを導入すると発表した。3日から受け付けを始め、10月1日に開始する。太陽光発電を一時的に止める出力制御が増える時期に当たり、夜間から昼間へ電力需要を移行し再エネの有効活用を目指す。

 昼間にお湯を沸かすことができるヒートポンプ給湯器「おひさまエコキュート」を使用している家庭向け。家庭の電力需要の3割を給湯が占めることに着目した。3~6月と10~11月の昼間の単価が夜間に比べ割安になる。夏と冬は電力需要が高く、出力制御が起きにくいことなどから昼夜同一料金とする。

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