桐原書店は英語関連の書籍に強みを持つ

学研ホールディングス(HD)は2日、英語教科書などを手がける桐原書店(東京・北)を買収すると発表した。子会社で出版事業などを手がけるGakken(東京・品川)が発行済み株式の過半数を取得する。買収額や取得割合は非公表。桐原書店が強みとする英語関連の知見をコンテンツやサービスに生かす。

桐原書店は高校向けの英語の検定教科書や副教材などを手がけており、今後も書籍の発行は続ける。Gakkenは小論文対策や模擬試験などの高校向け事業を展開しているが、英語の教科書は扱っていなかった。デジタル領域でも連携する。

民間信用調査会社によると、桐原書店の2024年3月期の売上高は約27億円。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。