名古屋鉄道は2日、顧客による著しい迷惑行為「カスタマーハラスメント(カスハラ)」への対応方針を策定したと発表した。従業員への暴行などに加え、無断で撮影したり、SNS(交流サイト)で公開したりすることもカスハラとして例示した。グループ会社にも適用して、実態に応じて各社で体制整備を進める。

カスハラに該当すると判断した場合には、顧客へのサービス・商品の提供を中止する。悪質な言動や犯罪行為には法的措置も含めて対応する。従業員にはカスハラ対応のための研修を実施するという。

名鉄は「従業員の人権を守るとともに安心して働ける環境を整えることが重要だ」として、方針をまとめたと説明する。

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