【ニューデリー共同】インド政府は30日、2024年4~6月期の実質国内総生産(GDP、速報値)が前年同期比6・7%増だったと発表した。7・8%増の1~3月期から減速した。  業種別に見ると、建設業が10・5%増、製造業が7・0%増となり、成長をけん引。農林水産業は2・0%増と伸びが鈍化した。人口増と中間層の拡大に伴い、GDPの過半を占める個人消費は伸びた。  インドのGDPは名目ベースで旧宗主国の英国を上回り、世界5位。外国為替相場の動向次第だが、今後数年で日本とドイツを抜き、世界3位になる可能性がある。  4~6月期の名目ベースでのGDP成長率は前年同期比9・7%増だった。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。