25日午前の東京外国為替市場の円相場は対ドルで下落し、一時1ドル=155円40銭近辺を付けた。日米の金利差拡大が意識され、1990年6月以来、約34年ぶりの円安ドル高水準を更新した。
午前10時現在は前日比48銭円安ドル高の1ドル=155円37~39銭。ユーロは74銭円安ユーロ高の1ユーロ=166円28~36銭。
24日のニューヨーク市場で、米長期金利の上昇を受けて円安ドル高が進み、一時1ドル=155円37銭を付けた。
25日の東京市場でもこの流れを引き継ぎ、円を売る動きが優勢となった。米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ開始が遅くなるとの見方も円売りドル買いを促した。
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